学術雑誌論文 (原著論文)Purpose in Life Test を手がかりとした患者情報の共有に関する放射線治療部門医療関係者の評価-情報共有の効果と放射線治療部門におけるチーム医療の検討-
Assessment of Sharing Patient Information According to the Purpose in Life Test by Medical Personnel in the Department of Radiotherapy: Effects of Information Sharing and Team-Approached Medicine in the Department of Radiotherapy

岩城, 直子  ,  牧野, 智恵

13pp.45 - 54 , 2016-03 , 石川県公立大学法人 石川県立看護大学
ISSN:1349-0664
NII書誌ID(NCID):AA11961976
内容記述
本研究の目的は,外来で放射線療法中の患者へのPurpose in Life Test 日本版(以下PIL テスト)を手がかりとして得られた患者の全体像の情報共有についての放射線治療部門の医療関係者からの評価をもとにその効果を検討すること,全人的支援を行なうためのチーム医療について検討することである.放射線治療部門合同カンファレンスで,患者の全体像を情報共有し,全患者の報告終了後,グループインタビューを実施した.情報共有の評価は,質的帰納的に分析,検討した.その結果,【患者理解の促進】【患者対応への利益】【患者の自己理解を促進】【患者が語れる場を設けるよさ】【いつもの態度で接する】【テスト結果に無関心】【患者への悪影響を心配】【患者対応への戸惑い】の意見がみられた.放射線治療部門の医療関係者は情報共有によって,患者理解の促進や患者対応への利益といった評価がみられたが,診療放射線技師には患者対応への戸惑いがみられていた.これらから,看護師が精神心理的援助を担い,それを多職種と情報共有していくというチーム医療の重要性が示唆された.
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