紀要論文 〈である体〉と〈です・ます体〉の人称的構造――日本語からの哲学・序論(四)――

平尾, 昌宏

内容記述
 先立つ三つの稿(平尾[2016b],平尾[2016c],平尾[2016d] 1))に続き,〈です・ます体〉と〈である/だ体〉について考える。 問題の発端やこの試み全体の意図については第一論文に記したが,本稿の文脈を簡単に確認しておこう。我々は問題を三つのステップに分割した。第一部では「『です・ます』で論文を書いてはならない」もしくは「論文は『である』で書かねばならない」という,一般的に――しかし批判的な検討を経ずに――認められているらしい規範の正当性,合理性を巡る問題(第一論文),第二部では,「です・ます」や「である」といった文末辞の語法に関わる国語学的(第二論文)及び日本語学的(第三論文)な問題を取り上げた。そして本稿以降で展開される第三部では,両体の用法の原理的な解明から学問のあり方についてまでの,哲学的な問題を考える。
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