学術雑誌論文 生活の質的向上の手段としての観光 : 観光から見る福祉

米谷, 光正  ,  安本, 宗春

内容記述
本論文は,人々の生活の質的向上を図り,高度な福祉を実現する手段として,観光に着目する。福祉とは,全ての人々を幸せにすべきものである。これらを踏まえて本論文は,高齢者や障がい者などの移動弱者を対象に,観光への参加欲求の実現にむけた制度や施設の整備,サービスの提供等について論じる。 福祉とは,論者により多様な使われ方をしている。その中でも,全ての人々の幸福追求であることは共通の理解といえる。幸福とは,ひとり一人の生存が保障され,そして,より良い生活をおくることである。より良い生活をおくることは,より高度な福祉の実現といえる。 観光は,より高度な福祉を実現するために必要な,生活の質的向上を図る手段の一部である。これは,観光が様々な満足の増大をもたらすことから,年齢や体の状態等を問わず,多くの国民に望まれているからである。近年では,高齢者や障がい者などの移動弱者も含めた,観光への参加を望む全ての人に対して,それを可能にする制度の整備,サービスの提供が進められている。このような,誰もが観光に参加することが可能な環境を整備することは,生活の質的向上を図り,より高度な福祉を実現するために非常に重要なことである。
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