Journal Article 認知症スティグマの低減に資する要因群の探索 : 大学生を対象にした試行調査を基に

石附, 敬  ,  阿部, 哲也

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認知症スティグマの低減に資する要因の検討を行うことを目的に,大学生を対象にした試行調査を実施した(n=370)。スティグマの測定には,先行研究を基に 36 項目を設定し,さらに認知症に関する「教育機会」「知識」,認知症の人との「対面経験」を質問項目とした。分析には主に主因子分析,一元配置分散分析,重回帰分析を行った。因子分析の結果「人間性イメージ」「排除」「行動イメージ」「自己」の 22 項目 4 因子が抽出された。重回帰分析の結果,認知症に関する知識点が高いほど「人間性イメージ」のスティグマ度を軽減させ,認知症の人との対面経験を得ることは「人間性イメージ」「排除」「行動イメージ」のスティグマ度を軽減させていた。「もし自分が認知症になったら」という仮想的な問いで構成される「自己」因子は,教育機会,知識,対面経験のいずれにも有意な関連性を示さなかった。その他,一元配置分散分析の結果,対面経験のレベルの違いがスティグマ度に関連していた。
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