学術雑誌論文 重度要介護高齢者の在宅介護を長期的に継続する要因--家族介護者インタビューの質的分析
Factors of Long-Term Continuing Care at Home for the Severely Disabled Elders Under the Public Long-term Care System : Qualitative Analysis of Interviews with Family Caregivers

石附, 敬

40pp.1 - 18 , 2016-03-18 , 東北福祉大学
ISSN:1340-5012
NII書誌ID(NCID):AN10437669
内容記述
本研究は重度要介護高齢者(要介護度4以上の高齢者)を在宅で長期に介護している介護者に対するインタビューにより得られたデータを基に,重度要介護高齢者の在宅介護の長期継続の諸要因と,それらがどのように作用しているのかを明らかにすることを目的とした。重度要介護高齢者を在宅で3年以上介護している家族介護者6名に対し,個別に半構造化面接法によるインタビューを実施し,得られたデータを基に修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる質的分析を行った。分析の結果,以下の点が明らかになった。重度要介護高齢者を在宅で長期間介護している主介護者は,①家族が介護を必要となったときに,自宅で介護を始めたが,それには<本人への思い>が支えとなっていた。②在宅介護が始まると,介護者は様々な困難に直面しながらも,<家族介護体制の安定化><本人の状態の安定化><介護者の気持ちの安定化><サービス利用の安定化>を図りながら在宅介護を継続していた。また,③これらの4つの要因(カテゴリー)が相互補完的に作用することで,<在宅介護の継続>が保たれていた。
本文を読む

https://tfulib.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=511&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報