研究報告書 オンライン言語学習におけるタスク活動と第二言語習得の可能性

高瀬, 奈美

2018
内容記述
静岡文化芸術大学
教科教育学
これまでの研究成果をL2 Performance in Text Chats、2016年5月全国語学教育学会国際大会PanSIG2016学会(沖縄)にて発表した。内容としては、オンラインチャットと対面活動における産出言語の総語数、語彙の多様性、語彙の長さを比較したものである。オンラインチャットでのタスク活動では、産出言語が話し言葉と書き言葉の両方の特徴を併せ持つことがわかった。オンラインチャットでの総語数は、対面活動と比較して有意な差がみられたものの、語彙の多様性に有意な差はみられなかった。正確性の研究(高瀬、2015)との関連づけてわかったことは、オンラインチャット内での産出言語は同じ単語を繰り返し使うものの(話し言葉の特徴)、高い正確性をもつこと(書き言葉の特徴)である。また、「非同時型CMC」であるフォーラムと対面活動を比較した研究の成果は、How is doing online activities different from performing tasks face-to-face? 2017年3月Education and Development Conference(タイ)にて発表を行った。結果として、オンラインでのフォーラムを利用したタスク活動は、種類の違うタスクにも関わらず全てのタスクにおいて対面活動と比較して産出言語が多かった。しかし、正確性に関しては対面活動でのライティングの方が高い正確性を持つことがわかった。新たに、平成28年度の調査を行った項目は、CMCがオーラルコミュニケーションの発達変化に及ぼす影響の検証である。その結果は、2017年5月全国語学教育学会国際大会PanSIG2016学会(秋田)にて発表予定である(審査通過済み)。

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