Departmental Bulletin Paper ウェアラブル端末市場における日系電子部品メーカーの競争戦略 ― M・E・ポーターの「5つの競争要因分析」を活用した定性的実証分析 ―(研究ノート)

近藤, 信一

17 ( 2 )  , pp.209 - 228 , 2016-03 , 岩手県立大学総合政策学会
ISSN:1344-6347
Description
 筆者は、電子機器関連産業の調査研究を継続的に実施してきており、2014年度はスマホ端末市場(特に、中国市場)における電子部品メーカーの販売戦略について研究成果を報告している。2015年度は、電子部品の新しい需要として期待されているウェアラブル端末向けビジネスにおける電子部品メーカーの競争戦略について研究を行った。本研究の目的は、電子部品メーカーを取り巻く外部環境の変化に対して、日系電子部品メーカーが外部環境の変化、特にウェアラブル端末ビジネスにどのように対応していくべきかを経営学のフレームワーク(M・ポーターの5フォースモデル)で分析し、戦略策定をすることにある。本研究の成果として、ウェアラブル端末向けビジネスにおける日系電子部品メーカーの競争戦略を提言した。電子部品メーカーに対するインタビュー調査の結果、スマホ向けビジネスの強みが活かされていること、ウェアラブル端末向けビジネスでは価格引き下げ要求が厳しいことが判明した。電子部品メーカーの競争戦略としては、①モジュール化への対応、②アナログ技術/擦り合わせ技術の強みの維持、が求められる。
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