紀要論文 ストーマ保有者の袋内消臭剤使用によるにおいの感知度と日常生活におけるにおい不安との関連

梶原, 睦子  ,  根本, 秀美  ,  沓掛, 裕美  ,  神原, 紀之  ,  沼田, 悟  ,  梶原, 睦子  ,  根本, 秀美  ,  沓掛, 裕美  ,  神原, 紀之  ,  沼田, 悟  ,  KAJIWARA, Mutsuko  ,  NEMOTO, Hidemi  ,  KUTSUKAKE, Yumi  ,  KANBARA, Noriyuki  ,  NUMATA, Satoru  ,  カジワラ, ムツコ  ,  Kajiwara, Mutsuko  ,  ネモト, ヒデミ  ,  Nemoto, Hidemi  ,  クツカケ, ユミ  ,  Kutsukake, Yumi  ,  カンバラ, ノリユキ  ,  Kanbara, Noriyuki  ,  ヌマタ, サトル  ,  Numata, Satoru

内容記述
消化器ストーマ保有者26 名を対象に、袋内消臭剤使用によるにおい感知度と日常生活場面におけるにおい不安との関連について検討した。袋内消臭剤使用により、におい感知度の平均値は有意に減少した(p<0.001)が、日常生活上のにおい不安の平均値も追従して低減するという明確な結果までは得られなかった。これには、ストーマ保有者の生活上のにおい不安は、においの感知度以外に、排便と排ガスの予期や調節が不可能というストーマの特性が社会生活に及ぼす影響の介在が考えられた。しかし消臭剤使用に拘わらず、装具内に便貯留しているときは不安が高いこと、反対に家族と一緒のときや自宅での排泄処理では不安が低いことが明らかになった。消臭剤使用中止後ににおいの感知度と「においの強い食事や酒を飲んだとき」のにおい不安の間に正の相関(r=0.48~0.58)が見られたことは、ストーマ保有者が、実際に感知するにおいの強弱を規定する要因のひとつに食物の種類があること、および、袋内消臭剤を使用してにおい感知が低下した後に、使用中止した場合に、一時的ににおいに敏感になるという傾向を示唆していると考えられた。
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http://libweb.nlib.yamanashi-ken.ac.jp/infolib/user_contents/02/G0000002repository/knk2015004.pdf

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