Departmental Bulletin Paper 薬学部教育における医療心理学の蓋然性 -とくにがん緩和ケアの観点からの検討-
On the Necessity of Medical Psychology in the Pharmaceutical Education:From the Point of View of Palliative Care for Cancer Patients

宮原, 裕  ,  Hiroshi, Miyahara

(46)  , pp.243 - 258 , 2018-02-20 , 安田女子大学
ISSN:02896494
NCID:AN00242368
Description
薬学部教育では、薬学の基礎的教育とともに、実務実習で体験する患者および家族とのコミュニケーションの場面で、患者の様々な病による身体的悩み、苦痛はもちろんであるが、心理状況をうかがい知り、それらの解決に薬剤師も係わっていくという姿勢を習ぶことは重要である。とくに、がん患者の場合には医師が行うがん病名の告知というきわめて厳しい場面が想定される。そこでは、告知を受けた患者の心理反応にはどういう過程があるのかを熟知して医療従事者は接していかないといけない。また、今日では緩和ケアはがんの診断がついた早期から関与していくことが推奨されている。とくに、痛みへの対策としては早期から対応を考え、患者が痛みによって生活の質が損なわれないようにすることが肝要である。それには医師や看護師のみでは不十分で、薬剤師の専門的な知識に基づく適切な薬剤選択、増量か、変更か、ローテーションかへの情報提供や提案が欠かせない。
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