Departmental Bulletin Paper 境界性パーソナリティ障害を持つ患者の怒りに対する看護介入 精神看護専門看護師(CNS)への面接調査の分析から
The Nursing Care for Anger of Patients with Borderline Personality Disorder ~To Analyze Interviews Involving Certified Nurse Specialist in Psychiatric Mental Health Nursing~

安永, 薫梨  ,  宇佐美, しおり

14pp.1 - 9 , 2017-03-31
ISSN:1348-8104
NCID:AA12318716
Description
本研究は、精神看護専門看護師(CNS)のBPD患者の怒りに対する看護介入を明らかにすることを目的とした。精神看護CNS7名を対象に半構成的面接調査を行い、グランデッド・セオリー・アプローチの手法に基づいて分析を行った。その結果、精神看護CNSが行ったBPD患者の怒りへの看護介入は【患者の見捨てられ不安や罪悪感を受け止め、それらを受け入れて対応できる】をコアカテゴリーとし、《患者との関係作りを念頭に置き、患者の他者に対する依存への対処を模索》《患者の安心感に配慮した状況で患者の思いの言語化を促し、行動化に代わる行動の選択肢を探求》《患者の怒りの矛先を明確にし、安全にその対象に向けて表現するのを助ける》《患者が怒りに対処できた時は褒め、支持》《患者が希望を実現できるように支持》という6つのカテゴリーで構成されていた。さらに、精神看護CNSがBPD患者の怒りに看護介入する際行った、医療チーム、看護師、家族への介入として3つのカテゴリーが抽出された。

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