Departmental Bulletin Paper 自己アピールの苦手意識に対するアサーション・トレーニングの効果-「自分のこだわり」を語るワークを取り入れて-

久保山, 明梨  ,  吉岡, 和子

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本研究では、就職活動期の大学3・4年生を対象に、「自分のこだわり」を語るワークを取り入れたアサーション・トレーニングを行い、トレーニングの前後で、「自己アピールの苦手意識」と「アサーション」の行動面及び心理面の変化を検討した。その結果、まず、トレーニングの前後で「自己アピールの苦手意識」が減少した。「自分のこだわりを語ろう」というワークを取り入れたことで、自己アピールの苦手意識が軽減されることが明らかとなった。「自分らしさ」を語る回数が多くなったことにより、自分の意見を述べることに慣れが生じたのではないかと考えられる。次に、「アサーション」の行動面及び心理面は、トレーニングの前後でアサーティブになっており、ねらい通りの効果が現れていることがわかった。これは、アサーションの実践に重点を置いたことで、アサーティブな自己表現とは具体的にどのようなものかを参加者が実感することができたためであると考えられる。今後、自己アピールの苦手意識を測る尺度を見直し、効果の持続性や自己効力感等との関連について、更なる検討が望まれる。
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