Departmental Bulletin Paper 若手のスクールカウンセラーがその職務体験から得た意識についての質的調査

田中, 玲衣  ,  小嶋, 秀幹

Description
本研究では、若手のSCがその職務の体験から得ている意識、やりがいに注目し,その多様性と関係性を調査した。対象者は、20代でSC経験5か月~4年の若手SC7名であった。個別に半構造化面接を実施し、その逐語録をKJ法で分析した。逐語録からは362個のラベルが抽出され、59個の小カテゴリー、17個の中カテゴリー、4個の大カテゴリーが設定された。若手SCは、職務の遂行に際して、学校側の位置づけ、勤務形態を受け入れ、学校に1人しかいないSCの立場を意識していた。臨床経験の乏しさから、SCとしての職務に力不足を感じ、自信のなさを抱えながらも、先生との連携を意識しながら職務を遂行していた。先生との連携を経験から学び、SCの経験を積み重ねていく中で、臨床の視野が広がり、臨床技能の向上や、やりがいを意識していた。前任者やSV、先生の支援、生徒や保護者との交流、自らも仕事と仕事外の切り替えを意識することが職務遂行を支えていた。
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