Departmental Bulletin Paper スクールソーシャルワーカーが相談対応する児童虐待の実態と実践課題 : 配置型と派遣型の活動形態に焦点化して
Actual situation and practice issues of child abuse that school social workers corresponding consultation : The focus of the arrangement type and dispatch type of activity form

奥村, 賢一

24 ( 2 )  , pp.41 - 60 , 2016-02-29 , 福岡県立大学人間社会学部
ISSN:1349-0230
NCID:AA11875546
Description
近年、児童相談所への児童虐待相談対応件数は増加の一途を辿るなか、スクールソーシャルワーカーの虐待事例に対する支援役割の期待は極めて高い。そこで本稿では、A県で活動するスクールソーシャルワーカーを対象にアンケート調査を行い、スクールソーシャルワーカーが相談対応する児童虐待の実態を明らかにするとともに、活動形態による比較から今後の学校ソーシャルワークにおける実践課題を検討した。 その結果、配置型と派遣型ともに相談対応件数の虐待事例は約3割となっており、なかでもネグレクトの相談件数が約50%以上を占めていることが明らかとなった。そのうえで、それらの事例への児童相談所の関与が極めて少ないことから、学校のネグレクト対応の強化が必要となる一方、配置型と派遣型でスクールソーシャルワーカーが重点的に取り組むべき実践への認識が異なることから、活動形態に応じた学校ソーシャルワークの体系化が今後の課題となることを示した。
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