Departmental Bulletin Paper 重度の障害がある高等部生の意志決定に関する教育の構造
On the process of decision making as for a student with severe physical and verbal communication disabilities: Based on focus group interviews with the teachers concerned

河津, 巖  ,  田中, 英嵩

(14)  , pp.1 - 15 , 2015-03-31 , 九州ルーテル学院大学
NCID:AA12526393
Description
特別支援学校(肢体不自由)で小学部,中学部,高等部合わせて12年間在籍した重度の障害を有する高等部生が大学を受験した。本研究では,重度の障害がある高等部生の大学進学への夢がどのようにして生じ,育まれ,実現したか,その意志形成において,本人と教師の間で行われた教育現象の構造,法則を明らかにすることを目的とした。 そこで,高等部生に特別支援学校で関わった教師たちの協力を得て,フォーカス・グループインタビューを行い,M-GTA を使って構造化し,高等部生の自己実現を支える法則について考察した。その結果,今回の研究で見出された新たな知見として【バックアップ】のサブカテゴリーである〈葛藤の呼び起こし〉そして【合わせ鏡】の〈共有された教育観〉,【A の成長】の〈自己肯定感〉,【教師の成長】の〈自己の生き甲斐〉が注目された。さらにカテゴリーとサブカテゴリー間の因果関係を捉えることにより,【教育の本質】である〈信念と希望〉が導き出され,そのモデルが構築された。
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