紀要論文 保育内容「人間関係」に関する考察-乳児から5歳児まで一緒に暮らす中での育つ力 人として生きる力を考える-
Consideration on Childcare Content "Human Relations" ―Ability to Live Together from Infants to 5 Years Old―

伊藤, シゲ子

10pp.167 - 173 , 2018-01-31 , 日本福祉大学子ども発達学部
ISSN:1884-0140
NII書誌ID(NCID):AA12410490
内容記述
 本論では, 子どもの育ちを「できる, できない」という評価で「比較」「輪切り」にしている保育を見直した. 筆者は,自尊感情, 自己肯定感, 寛容の力が人間の生きる力になると考え, 子どもの願いに寄り添う「理念的異年齢保育」に取りくんできた. 「多様な関係」「多様な活動」を保障する異年齢の仲間の中で生まれる「多様な価値観と選択肢」が, 人としての根っこを肥え太らせ, 人間として丸ごと尊重される体験を通して豊かな感情が育まれる. 違いを受け入れながら互いを必要とし合う異年齢保育が子どもを育てることを, 子どもの姿から実感してきた. 子ども自身が自分で決め, 「自分で選び取れる」選択肢を用意し, 「好きになられる, 好きになる体験」や「憧れ, 憧れる体験」など, 双方向の人間関係の広がり, 深まりを明らかにした.
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