紀要論文 見守り活動としての傾聴ボランティアに関する一考察-聴き手の役割と機能に焦点をあてて-

小松尾, 京子

136pp.153 - 165 , 2017-03-31 , 日本福祉大学社会福祉学部
ISSN:1345-174x
NII書誌ID(NCID):AA11400425
内容記述
 本稿は,傾聴ボランティアを見守り活動の一つの方法として,地域で展開するための課題を明らかにすることを目的とする.傾聴の援助的意味に着目し,聴き手の役割と機能に焦点をあてて,文献研究の手法を用いて考察した. 傾聴には,気持ちが落ち着く,考えがまとまる,生きる意欲がわく,という援助的意味があり,語り手の生きる意味を援助するという特質をもつ.傾聴ボランティアの特質として,養成講座の内容と効果,聴き手の役割と語り手(対象者)の評価,傾聴ボランティアの機能と活動推進・継続の3 点に整理できた.地域で展開するための課題として,語り手(対象者)と聴き手の関係性の構築,傾聴ボランティアのサポート体制,関係者・関係機関との連携,の3 点が明らかになった.傾聴ボランティアは,「聴く」ことに特化した限界はありながらも,見守り活動の一つとしての可能性が期待できる.今後の課題として,聴き手の役割を踏まえた傾聴ボランティアの具体的な効果検証がある.
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