紀要論文 日本音楽療法史におけるミュージック・ケアの位置づけとその特性

西島, 千尋

136pp.101 - 125 , 2017-03-31 , 日本福祉大学社会福祉学部
ISSN:1345-174x
NII書誌ID(NCID):AA11400425
内容記述
 ミュージック・ケアは加賀谷哲郎を創始者とする,約70 年続く音楽療法の手法であり,日本でももっとも歴史が古いものの一つである.2016 年現在の日本ミュージック・ケア協会の会員数は2670 名であり,一つの手法としてはもっとも関係者の多い音楽療法団体であると言える.ミュージック・ケアの実践者は施設職員や介護士,保育士,特別支援学校教諭といった福祉職に携わる者が多く,福祉施設や特別養護老人施設,保育所,特別支援学校などで実践されている. 筆者が着目するのは,ミュージック・ケアはなぜ現代日本社会にこれだけ広まっているのかということである.ミュージック・ケアについての研究はほとんど行なわれていないため,本論文ではまず日本の音楽療法史にミュージック・ケアを位置づけ,その特性を明らかにしたい.ミュージック・ケアの研究を行なうことは現代日本社会における音楽療法の意義や必要性をあらためて探求することにつながると考えられる.
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