紀要論文 創業支援政策としての受給資格者創業支援助成金制度に関する一考察 : 欧米諸国と日本の自己雇用者に対する創業支援の変遷を中心に
A Study on Supporting Subsidies for Eligible Recipients' Business Startup: Focusing on the Supports for Self Employed in Europe, the US and Japan
ソウギョウ シエン セイサク ト シテ ノ ジュキュウ シカクシャ ソウギョウ シエン ジョセイキン セイド ニ カンスル イチコウサツ オウベイ ショコク ト ニホン ノ ジコ コヨウシャ ニ タイスル ソウギョウ シエン ノ ヘンセン オ チュウシン ニ

谷口, 彰一  ,  タニグチ, ショウイチ

内容記述
 近年、フリーランスが注目され、自営業者という働き方が職業選択に幅を与えている。フリーランスとは、自営業主の一類型であり、自己雇用者ともいえる。海外での自己雇用者への創業支援政策は、イギリスでのEAS 等がある。ところが、90 年代後半以降の日本の創業支援政策は、海外の潮流とはやや異なるものであった。本研究は、日本の受給資格者創業支援助成金の実績と欧米における自己雇用者に関する創業支援政策の変遷について整理し、創業支援政策としての受給資格者創業支援助成金の意味や意義について考察し、その上で自己雇用者に対する創業支援政策について示唆する。 整理及び考察を通じ、日本では自己雇用を促進させる目的から失業者に対する創業支援政策が厚生労働省により行われ、13,794 社が創業し、本制度における意味や意義は、非常に大きかったことが明らかになった。しかし、制度自体に雇用財源による根本的矛盾を抱え、創業支援政策としては廃止されてやむを得ない面がある。だが、それらの課題は、雇用保険財源であるがゆえのものであり、イギリスEAS やフランスにおける個人事業者制度に見られる政策として充分たる制度設計でなければならなかったことを指している。
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