紀要論文 腹腔鏡下胆嚢摘出術に対する細径鉗子を用いたReduced-Port Surgeryの有用性についての検討

中嶌, 雅之

68 ( 1・2 )  , pp.1 - 4 , 2017-05-30 , 横浜市立大学医学会
ISSN:0372-7726
内容記述
胆嚢結石症,胆嚢ポリープといった,胆嚢の良性疾患に対しては腹腔鏡下手術が標準的治療となっている.近年,美容面,低侵襲,手術費用抑制の観点からreduced-port 手術が増加している.自施設では,reduced-port手術として,細径鉗子であるEndo Relief ® を用いた方法を取り入れて施行してきた.美容の点では,reduced-port 手術が優れているのは自明であるが,今回,従来手術と比べ,手術時間や合併症の割合など,その安全性について検討を行い,経済性についても考察した.対象:2012年1 月から2013年12月までに腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した391例を対象に,従来手術群311例とreduced-port 手術群80例の2 群に分け,背景因子,治療成績について比較検討を行った.結果:背景因子,手術時間,出血量,合併症,術後在院期間のすべてで両群間に有意差を認めなかった.結論:Endo Relief ® を用いた腹腔鏡下胆嚢摘出術は従来手術と同等の成績であり,安全に施行できると考えられた.
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