Departmental Bulletin Paper 光選択的前立腺レーザー蒸散術(PVP)の初期成績

佐野, 太  ,  田尻下, 紘直  ,  笠原, 亮  ,  三留, 拓  ,  田部井, 正  ,  阿部, 宏一  ,  岡島, 和登  ,  小林, 一樹  ,  野口, 純男

67 ( 4 )  , pp.557 - 560 , 2017-03-30 , 横浜市立大学医学会
ISSN:0372-7726
Description
前立腺肥大症に対する標準的な外科的治療法は経尿道的前立腺切除術(TURP)である.横須賀共済病院ではTURPに代えて,より低侵襲とされる光選択的前立腺レーザー蒸散術(photoselectivevaporization of the prostate; PVP)を2015年5 月に導入した.導入後16か月間の106症例において,術前と術後1 か月で,国際前立腺症状スコア(IPSS)・QOLスコア,最大尿流率,残尿量を比較したところ,それぞれ有意に改善を認めた.術中,術後の出血は軽微であり,輸血例や重篤な合併症は認められなかった.大半の症例は2 日以内にカテーテル抜去可能であった.短期成績で見る限り,PVPは新規導入施設においても有効性・安全性が担保されており,将来的にはTURPに代わるスタンダードな術式となる可能性があると考えられた.
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