紀要論文 80歳以上の高齢大腸癌患者に対する腹腔鏡下大腸切除術の安全性と忍容性の検討-横浜外科臨床研究グループ多施設共同後ろ向き研究;YSURG-1401study

風間 , 慶祐  ,  青山, 徹  ,  沼田 , 正勝  ,  林, 勉  ,  神尾, 一樹  ,  片山, 雄介  ,  福島, 忠男  ,  松川, 博史  ,  蓮尾, 公篤  ,  谷, 和行  ,  米山, 克也  ,  熊切, 寛  ,  田邉, 浩悌  ,  玉川, 洋  ,  小澤, 幸弘  ,  吉川, 貴己  ,  塩澤, 学  ,  大島, 貴  ,  湯川, 寛夫  ,  利野, 靖  ,  益田, 宗孝

67 ( 1 )  , pp.7 - 10 , 2016-01 , 横浜市立大学医学会
ISSN:0372-7726
内容記述
背景:高齢者大腸癌に対する腹腔鏡下大腸切除(LAC)の安全性は,十分に検討されていない.今回,80歳以上の大腸癌患者に対するLACの安全性と忍容性を後方視的に検討した.対象および方法:2013年3月-2014年4月に横浜市立大学外科治療学関連病院においてLACが施行された80歳以上の患者38例 について,術後合併症,手術関連死亡,手術内容を検討した.合併症の評価にはClavien-Dindo分類を用いた.結果:患者背景は男性16例,女性22例,患者の年齢分布は80-84歳:27例,85-90歳:11例,術前のASA分類は2/3/4=36例/2例/0例であった.患者手術合併症は9例(23.7%)に認められ,手術関連死亡は認められなかった.また手術時間の中央値は217.5分(range:99~490分),出血量の中央値は11ml(range:5~505ml)であった.開腹への移行は3例(7.9%)に認められた.結論:80歳以上患者に対するLAC成績は過去の80歳以上の高齢者に対するLACの短期成績とほぼ同等の結果であり,安全かつ忍容性があると考えられた.
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