紀要論文 表層拡大型早期胃癌の臨床病理学的特徴とその発育進展に関する一考察

水谷 勝  ,  髙橋 寛  ,  花村 祥太郎  ,  長濵 正亞

75 ( 5 )  , pp.551 - 560 , 2015-10 , 昭和大学学士会
ISSN:2187-719x
内容記述
表層拡大型早期胃癌は早期胃癌全体の4.7%を占め、比較的若年者に多く、組織型は未分化型~中分化型、肉眼型は陥凹型・複合型、占居部位はM領域、壁在は小彎・後壁、深達度は粘膜下層癌が多く、組織混在型胃癌が多く、粘液形質では胃型・胃腸混合型が多く・潰瘍・潰瘍瘢痕の併発率が高かった。手術例ではリンパ節転移陽性率が有意に高かった。表層拡大型胃癌と多発早期胃癌とは似た特徴を有する部分もあるが、性質の異なる点もみられた。未分化型の表層拡大型胃癌では、多発癌の集合によって形成されたと想定される症例が報告されている。他方、分化型の表層拡大型胃癌の場合は多発癌の集合体と考えるよりも、一つの病巣が時間を掛けてゆっくりと水平方向へ進展したものが主たる発生様式であると思われた。(著者抄録)
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