Departmental Bulletin Paper <論考> 多読学習の成功要因 --あるケーススタディ-- (情報社会学部特集号:家本修教授退職記念号)
<Article> Elements in the Success of Extensive Reading: A case study (Special Issue of the Faculty of Information Technology and Social Sciences ; Studies Presented to Prof. Osamu Iemoto on his Retirement)
ロンコウ タドク ガクシュウ ノ セイコウ ヨウイン アル ケーススタディ ジョウホウシャカイ ガクブ トクシュウゴウ イエモト オサム キョウジュ タイショク キネンゴウ

吉田,弘子

67 ( 5 )  , pp.45 - 55 , 2017-01-15
ISSN:0474-7909
NCID:AN00028448
Description
本研究は,9か月の多読指導を受けた後に,TOEICテストで800点を超えるスコアを達成した大学一年生についてのケーススタディを報告する。被験者は,英語非専攻の経済学部一年生である。彼は筆者の担当した週1回の必修英語クラスを受講し,その中でテキストや単語本を用いた学習のほかに授業内で多読を実践した。一年終了時に被験者は約360,000語に及ぶ英語の本を読了し,各種テストスコアも大幅に上昇させた。インタビューとリーディング・ログにより,被験者の多読学習の成功理由として次の要因が示唆された。(1)多読初期に易しい英語の本を大量に読んだこと,(2)多読本のレベルの選択及びリーディングスピードなどに関する適切なフィードバックを教師から受けたこと,(3)多読の成績への組み込みやTOEIC高得点者へのインセンティブによって外因的動機付けがなされたこと,(4)図書館に多様な多読本の配置があり,各本にはすべて多読記録が残しやすいようにレベルや語数が明示されたシールが貼付されていたこと,の4点である。
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http://www.i-repository.net/il/user_contents/02/G0000031Repository/repository/keidaironshu_067_005_45-55.pdf

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