Departmental Bulletin Paper <論考> 周期運動と離散運動の違いが単発的な筋出力調節に及ぼす影響 (経営学部特集号:六浦英文教授退職記念号)
<Ariticle> Difference between rhytmic and descrete movements practice affects the adjustment of muscular tension (Special Issue of the Faculty of Business Administration ; Studies Presented to Prof. Eibun Mutsuura on his Retirement)
ロンコウ シュウキ ウンドウ ト リサン ウンドウ ノ チガイ ガ タンパツテキ ナ キン シュツリョク チョウセツ ニ オヨボス エイキョウ ケイエイ ガクブ トクシュウ ゴウ ムツウラ エイブン キョウジュ タイショク キネンゴウ

野村,国彦 / 江藤,幹 / 楠本,秀忠 / 中尾,美喜夫

66 ( 4 )  , pp.287 - 298 , 2015-11-15
ISSN:0474-7909
NCID:AN00028448
Description
日常生活では,目標物に手を伸ばすという一回の動作で完了する運動(離散運動)や歩行のように同じ動作を繰り返す運動(周期運動)を織り交ぜることで身体活動を行っている。一方,スポーツにおける練習には,バッティング動作のような一回限りの離散運動に対して,素振り練習という繰り返し動作,あたかも周期運動かのような練習もある。周期運動による練習が離散運動の上達にどれだけ関係するかは不明である。本研究では,示指の屈曲動作による単発的な力発揮時の筋出力量調節に注目した。指示された目標値になるよう筋出力量を調節する機構に関して,事前に繰り返し行う練習を離散的に行うのか,周期的に行うのかの違いによって運動学習がどのように影響を受けるのかを検討した。その結果,練習後の初回の筋出力は離散運動で練習する方が目標値からの誤差が有意に少なかった(P<0.05)。練習の違いを定量化するために,筋出力量系列のゆらぎに対してフラクタル解析した。その結果,離散運動での練習時の筋出力量系列は反持続性相関を持つ一方,周期運動練習時のそれは持続性相関を持つことが示された。これらのことから,離散運動では筋出力のための神経回路が試行毎に修正される一方,周期運動ではプリセットされた神経回路が修正されにくいことが示唆された。
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