紀要論文 震災体験時の看護大学生の対処行動とSense of Coherence および精神健康状態、ストレス関連成長との関連

北山, 玲子  ,  早野, 貴美子

内容記述
【目的】震災体験時の学生の対処行動とSense of Coherence(以下SOC)および精神健康状態、ストレス関連成長との関連を明らかにする。【方法】B大学の看護学生、2012年191人、2014年164人、2015年98人を対象に無記名自記式質問紙により被災時の対処行動とコミュニケーション、GHQ-12、SOC尺度13項目短縮版、ストレス関連成長を調査した。【結果】1.GHQ-12得点は被災直後を想起時4.92±3.37点で女性は男性より有意に高かった。生活用水・生活物資・情報収集に関する行動で有意に得点が高かった。2012年で男女差はなく1.67±2.48点と有意に低値となったが2014年、2015年は有意に高くなった。2.2012年のSOC得点は55.5±11.3点で情報を「自分で確保した」、「他者に支援し感謝の言葉をよくもらった」場合に得点が高かった。平均値の比較では2014年、2015年との有意差はなかった。3.ストレス関連成長得点平均は2012年36.2±5.1点で、コミュニケーションをとった人がそうでない人より有意に得点が高かった。平均値の比較では2014年、2015年も変動はなかった。【結論】震災体験時、学生が「自分で確保した」対処行動や「感謝の言葉をもらった」場合にSOCおよびストレス関連成長得点が高く、双方向のコミュニケーションがストレス関連成長と関連していた。
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