会議発表用資料 Turn-on型蛍光プローブを用いたGABAA受容体の可視化

原田, 文峰  ,  天池, 一真  ,  山浦, 圭  ,  清中, 茂樹  ,  浜地, 格

2018-03-20
内容記述
γ−アミノ酪酸(γ-aminobutyric acid: GABA)は脳における主要な抑制性神経伝達物質であり、その作用は主に GABAA 受容体(GABAAR)を介して行われている。脳機能の詳細な理解のためには、GABAAR を可視化し、その挙動を解析することが重要である。これまでに当研究室では、合成小分子プローブを用いた化学修飾法であるリガンド指向性化学により、GABAAR の選択的な蛍光ラベル化に成功している 1)。この過程で我々は、あるラベル化剤の蛍光が培地中では弱められていることに気がついた。この知見をもとに、今回新たに GABAAR 選択的な Turn-on 型プローブGabazine-OGを合成した。Gabazine-OGはGABAARのリガンドであるGabazine、および蛍光色素のオレゴングリーン(OG)から構成されている。このプローブは培地中ではOGが消光しているが、Gabazine部位がGABAAR に認識されると強い蛍光を発することを確かめた。本発表ではGabazine-OGの蛍光特性、および培養細胞におけるGABAARのイメージングについて報告する。
日本化学会 第98春季年会 (2018)

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