会議発表用資料 高圧力を活用した新規金属水素化物の探索

町田, 晃彦  ,  齋藤, 寛之  ,  青木, 勝敏  ,  服部, 高典  ,  大友, 季哉

2018-02-05
内容記述
高圧力は原子間の相互作用に関する知見を得るために有効なパラメータの一つである。数GPaの高圧力による圧縮で直接的に原子間距離、すなわち相互作用を変化させることで新規構造や物性の変化を誘起することが可能である。また、1 GPaを超えると水素分子の化学ポテンシャルが急激に増大し、常圧では生じない水素化反応の実現が期待される。金属水素化物に関しては金属格子間に位置する水素原子との相互作用の変化は例えば水素貯蔵合金の貯蔵能の向上への知見を与えるだけでなく、水素による機能性発現を利用した新規機能性材料の可能性にも関わる。そこで、放射光X線と中性子を活用した高圧力下構造観察によって、高圧力下で実現される新規金属水素化物の探索や、格子間の水素位置を含めた構造を決定し、原子間相互作用など基礎科学的知見を得るための研究を進めている。本ポスターではこれまでに発見したランタン水素化物の圧力誘起相分離と新規水素化物相の発見、高温・高水素圧力下でのみ存在する鉄水素化物の水素占有状態の解明についてを中心に成果を紹介する。
第3回 元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>/大型研究施設連携シンポジウム

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