Presentation Pb-205の中性子捕獲断面積評価のためのPb-206の双極子強度分布測定

静間, 俊行  ,  岩本, 信之  ,  牧永, あや乃  ,  Schwengner, R.  ,  Beyer, R.  ,  Bemmerer, D.  ,  Dietz, M.  ,  Junghans, A.  ,  Kogler, T.  ,  Ludwig, F.  ,  Reinicke, S.  ,  Schulz, S.  ,  Urass, S.

2018-01-24
Description
加速器駆動システム(ADS)に関する研究では、マイナーアクチノイドや鉛、ビスマス、ジルコニウム原子核などの中性子捕獲断面積データが必要であるが、特に、不安定核種に対しては、試料準備の困難から測定データが不足している。そのため、これらの捕獲断面積については、核理論模型を用いた系統的な評価が進められている。一方、不安定核の中性子捕獲断面積に対しては、逆反応過程である光核反応のデータを用いた評価も行われている。この評価では、中性子捕獲反応過程で重要な物理量であるガンマ線強度関数を、光中性子放出反応(g,n)や核共鳴蛍光散乱(g,g’)で得られる光吸収断面積から直接決定できるという利点がある。本研究では、 LBEターゲットで生成される半減期1.73×107年の不安定核205Pbに対する中性子捕獲断面積の評価精度を高めるために、(1)安定な206Pbの光核共鳴蛍光散乱実験を行い、中性子放出エネルギー(8.088MeV)以下の光吸収断面積を導出し、(2)得られたガンマ線強度関数を基に核反応模型を用いて、205Pbの中性子捕獲断面積を評価した。
加速器を用いた分離変換研究に関する研究交流会

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