会議発表用資料 [11C]SAR127303を用いたモノアシルグリセロールリパーゼ(MAGL)PET定量解析

山崎, 友照  ,  森, 若菜  ,  張, 一鼎  ,  脇坂, 秀克  ,  藤永, 雅之  ,  栗原, 雄祐  ,  念垣, 信樹  ,  張, 明栄

2017-10-07
内容記述
【目的】モノアシルグリセロールリパーゼ(MAGL)は、痛みに関連するカンナビノイド受容体1(CB1)の活性を制御している酵素である。本研究では、当研究グループで開発されたMAGLに選択的なPETプローブ[11C]SAR127303を用いて、定量解析を試みた。【方法】[11C]SAR127303のPET定量解析は、two tissue compartment modelにより行い、MAGLの定量値は、Ki値(Ki=(K1*k3)/(k2+k3))を用いた。算出したKi値は、in vitroオートラジオグラフィ(ARG)の放射能集積と相関関係を確認した。【結果】Ki値(mL/cm3/min)は、帯状回で最も高い値(0.17)を示し、次いで線条体(0.16)、小脳(0.14)、視床下部(0.10)となった。また、ARGの放射能集積も同様の結果が得られ、高い相関を示した。【結論】[11C]SAR127303を用いたPET定量解析により、MAGLの脳内密度を反映した値を測定できた。
第57回日本核医学会学術総会

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