会議発表用資料 ASL-BOLD同時撮像法を用いた賦活時のBOLD信号と脳血流の相関性に関する検討

生駒, 洋子  ,  小畠, 隆行  ,  平野, 好幸  ,  橘, 篤志  ,  立花, 泰彦  ,  村田, 勝俊  ,  東, 達也

2017-09-14
内容記述
BOLD法は安静時や賦活時の神経活動の評価に広く用いられるが、脳血流の直接的評価は難しい。近年、ASL、BOLD両信号の相互干渉を低減する工夫を取り入れた同時撮像法が開発され、神経活動と脳血流の高精度の同時評価が可能となった。本研究では、ASL-BOLD同時撮像による脳機能評価法の確立を目指し、その基礎的検討として賦活時のBOLD信号と脳血流の相関性を評価した。健常者を対象に視覚刺激を一定間隔で与え、Prototype sequenceであるDual-echo Q2Tips法で7分間の撮像を行い、BOLD信号および血流の時系列データに対し、ボクセル毎に視覚刺激との相関およびBOLD信号と血流変化の相関を算出した。その結果、後頭葉視覚野において、BOLD信号、血流ともに視覚刺激と高い相関が見られたが、血流ではその範囲が限局的であった。また、血流と視覚刺激の相関が高い領域では、血流とBOLD信号の間にも正の相関が見られた。この撮像法は神経血管カップリングの評価に有用と期待される。
第45回日本磁気共鳴医学会大会

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