会議発表用資料 放射線グラフト重合法により作製した2-メチル-4-ビニルイミダゾリウムを含むアニオン伝導電解質膜のアルカリ耐性

竹内, 航太  ,  吉村, 公男  ,  廣木, 章博  ,  前川, 康成

2017-08-30
内容記述
燃料電池は、温室効果ガスを排出しないクリーンなエネルギー源として期待されている。特に、アルカリ形燃料電池は、触媒に高価な白金を用いる必要がないことから、注目を集めている。しかし、作動環境下でのアニオン伝導電解質膜の機能低下が問題視されている。この問題点を解決するため、高強度、耐薬品性を有する高分子膜であるエチレン-テトラフルオロエチレン共重合体に、2-メチル-4-ビニルイミダゾールおよびスチレンを放射線グラフト重合法を利用して導入し、四級化反応を経て、新規アニオン伝導電解質膜の作製を行った。作製した新規アニオン伝導電解質膜を作動環境を想定した80 ℃, 1 M 水酸化カリウム水溶液に任意の時間浸漬させ、アルカリ耐性を評価した。作製した新規アニオン伝導電解質膜は、以前に作製した2-メチル-N-ビニルイミダゾールを含むアニオン伝導電解質膜よりも高いアルカリ耐性を示した。しかし、水酸化物イオンによりイミダゾリウムの開環反応が起こり、伝導度が減少することが明らかとなった。
IUMRS-ICAM2017

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