会議発表用資料 SiC p+nn+ダイオードに形成される単一光子源の発光スペクトル

常見, 大貴  ,  本多, 智也  ,  牧野, 高紘  ,  小野田, 忍  ,  佐藤, 真一郎  ,  土方, 泰斗  ,  大島, 武

2017-09-06
内容記述
一度の励起で1つの光子を放出する発光中心は単一光子源(SPS)と呼ばれ、量子コンピューティングや量子鍵配送などといった量子応用分野には欠かせない重要な技術である。これまでに我々は、炭化ケイ素(SiC) pnダイオードの電極近傍に形成され、電流注入や光励起によって室温動作するSPSを発見しているが、その構造同定には至っていない。そこで本研究では、このSiCダイオード中に形成される発光中心を、共焦点レーザー走査型蛍光顕微鏡(CFM)を用いて観測した。また、それらがSPSであることを光子相関測定によって確認するとともに、室温でのフォトルミネッセンス(PL)スペクトル(励起光波長532nm)を測定した。CFMより、ダイオード中に多数の発光点が確認でき、それらがいずれもSPSであることが判明した。PLスペクトルは発光点によって異なっており、1つのピークを持つものとブロードな発光スペクトルを持つものがあった。これらは共にSPSではあるものの、起源(欠陥構造)が異なるのではないかと考えられる。
第78回応用物理学会秋季学術講演会

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