Presentation 標的アイソトープ治療の治療効果推定を目指した3D培養細胞実験解析へのPHITSの適用

坂下哲哉  ,  佐藤, 達彦  ,  篠原, 彩花  ,  石岡, 典子  ,  花岡, 宏史

2017-08-29
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近年、様々なラジオアイソトープ(以下RI)で標識した薬剤を用いてがんを選択的に殺傷する標的アイソトープ治療が大きな注目を集めている。その治療効果を細胞実験により検証する過程において、2次元的に拡がった培養細胞(以下2D)と,スフェロイドと呼ばれる3次元的な構造を持つ培養細胞を用いた実験(以下3D)において、標識するRIにより2Dと3Dの生存率の結果の関係が逆転することが分かった。 本研究では、この両者の違いを、PHITSを用いて線量分布を詳細に解析することにより、2Dと3D培養細胞の生存率の違いが、標識RIの放射線の違いと、薬剤の3次元的な空間分布の違いに起因することを明らかにした。 なお、本研究の推進にあたり、新規にPHITS2.88以降に追加されたメッシュ空間分布線源発生機能とβ崩壊核種に対するRI線源機能を活用した。
第13回PHITS研究会

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