Conference Paper 認知症における行動心理症状の病態基盤ならびに至適対応戦略に関する研究

島田, 斉  ,  宅和, 政子  ,  横銭, 詩織  ,  鈴木, 斌  ,  北村, 聡一郎

Description
認知症でみられる行動心理症状(BPSD)は、介護負担感増加を 招き、療養継続を困難にし得ると想定されているが、BPSDと介護負担の関連、 系統だった有効な対応法、BPSDの背景病態基盤についての検討は少ない。我々はグループホーム 入居者にみられる BPSD と介護負担の関連と 、有効な対応法について検討し、さらに介護負担増大につながる BPSD の脳内病態基盤を、PET で脳内タウ蓄積、アミロイド蓄積、脳糖代謝異常など を評価することで検討した。認知症患者においては、さまざまなBPSD が複雑に関連しながら、介護負担感の増大に寄与し ており、薬物 ・非薬物療法はいずれもBPSD と介護負担感を有意に改善した。特に陽性の BPSD 症状の重症度は、脳内タウ蓄積や脳糖代謝低下と有意な正の相関を 認めたが、タウやアミロイドの蓄積最は、BPSD症状の有無によらず差が無かった。

Number of accesses :  

Other information