学術雑誌論文 Photon-induced Auger Effect in Biological Systems: A Review

横谷, 明徳  ,  伊藤, 隆(東京大学名誉教授)

93 ( 8 )  , pp.743 - 756 , 2017-05 , Taylor & Francis
内容記述
シンクロトロン放射を利用した、放射線生物作用研究のこれまでの研究をレビューした論文である。大きく分けて、炭素、窒素、酸素、リンといったDNAを構成する原子の内殻イオン化とその後のオージェ緩和によるDNA損傷過程をフォーカスした研究と、BrやPtなど細胞外から重い元素を取り込ませ、これらの内殻イオン化を放射光で誘導することで、ガンの光子活性化療法を目指した研究の二つの分野に大別できる。それぞれにおいて、生物照射効果が増感する場合としない場合が報告されいるため、本Review論文では様々な知見を総括し、内殻イオン化と最終的な生物作用にどのような相関があるかを議論する。

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