会議発表用資料 2D ハイブリッド解析 : 電顕画像マッチングによる 生体分子の立体構造構築

松本, 淳

2017-05-30
内容記述
我々は、電顕画像に対し画像マッチングを行うことにより、生体分子の立体構造モデルを構築する計算手法の開発を行ってきた。この手法の利点は、3次元電顕構造(3DEM)の構築が難しいフレキシブルな分子に対しても適用可能なことである。この手法では、まずX線結晶構造を計算シミュレーションにより変形し、様々な立体構造モデルを作る。次に、それぞれの立体構造モデルを様々な方向に射影して、疑似電顕画像を作成する。最後に、それらの疑似電顕画像の中から、実験画像にマッチするものを探すことで、最適な立体構造モデルを選択する。疑似電顕画像として、現実的なネガティブステインモデルを用いることにより、電顕画像のより適切な解釈が可能になった。例えば、図1の平均画像は、一つの立体構造ではなく、いくつかの異なる立体構造の電顕画像を平均化して得られたものであることが示された。
第73回日本顕微鏡学会学術講演会

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