会議発表用資料 Changes in the picosecond dynamics of hemoglobin related to the structural states

藤原, 悟  ,  茶竹, 俊行(京都大学原子炉)  ,  松尾, 龍人  ,  河野, 史明  ,  富永, 大輝(総合科学研究機構)  ,  柴田, 薫(J-PARCセンター)  ,  佐藤, 文菜(自治医科大学)  ,  柴山, 修哉(自治医科大学)

2016-11-27
内容記述
ヘモグロビン(Hb)は、2種類の異なった構造状態(T状態及びR状態)をもつアロステリック蛋白質である。これらの2つの状態の構造及び機能は詳細に調べられているが、特にピコ秒~ナノ秒領域のダイナミクスはあまり調べられていない。Hbのダイナミクスがどのように構造状態と関係しているかを調べるために、ヒト由来のHbについて、deoxy-Hb及びCO-Hb(T及びR状態に対応)のそれぞれについて、MLF/J-PARCのダイナミクス解析装置BL02 (DNA)を用いて、中性子準弾性散乱実験を行った。その結果、CO-Hbの方が、そのダイナミクスが促進されることが明らかとなった。この結果は、蛋白質のアロステリック調節において、ダイナミクスの変化が大きな役割を果たすことを示唆している。
第54回日本生物物理学会年会

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