Presentation 重陽子照射で発生する加速器中性子によって製造するがん治療用67Cu の高純度化に関する検討

橋本, 和幸  ,  川端, 方子  ,  佐伯, 秀也  ,  佐藤, 俊一  ,  塚田, 和明  ,  須郷, 由美  ,  永井, 泰樹  ,  初川, 雄一  ,  渡辺, 智  ,  石岡, 典子

2016-09-10
Description
Cu-67(半減期61.9時間)は、がん治療に適したベータ線と画像診断に適したガンマ線を同時に放出するため、がん治療用核種として有望視され、その有効な製造法が模索されている。従来、Cu-67を製造するには、高エネルギーの陽子を用いた68Zn(p,2p)67Cuが最適であると考えられているが、生成量が限られていることや副生成RIの多さ等の問題点が指摘されている。そこで我々は、従来法に代わる新たな製造法として、重陽子ビームをベリリウム標的に照射する事で発生する高速中性子をZn-68に照射してCu-67を製造する手法 [ 68Zn(n,x)67Cu反応 (x=n’p, d) ]に着目し、Zn-Cu基本分離法等を開発してきた。今回は、厚いZnOターゲット試料を用いた場合に生成が確認されたGa-67(半減期78.3時間)の分離プロセスを追加するとともに、応用に向けて重要な指標である比放射能の評価を行ったので、その結果を報告する。
2016日本放射化学会年会・第60回放射化学討論会

Number of accesses :  

Other information