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原子力機構タンデム加速器での7Liイオンビームを用いたアスタチンとヨウ素放射性同位体の製造と利用原子力機構タンデム加速器での7Liイオンビームを用いたアスタチンとヨウ素放射性同位体の製造と利用 |
"/西中一朗/"西中一朗 ,
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"/前田英太/"前田英太 ,
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内容記述
がん治療用RIとして注目されているα放射体211At(半減期7.2 h)を211Rn/211Atジェネレータ(211Rn 14.6 h)として供給するための開発を進めている。本研究では、ジェネレータを製造するための核反応209Bi(7Li,5n)211Rnで使用する7Liイオンビームを有効利用し、natPb(7Li,x)nat+7-xAt、 natSn(7Li,xn)nat+7-xI で、At、I放射性同位体を製造、分離して、無担体アスタチンの化学挙動を調べ、ジェネレータ開発に役立てている。本研究で開発した乾式蒸留に基づく化学分離での無担体At、Iの製造、分離、利用について報告した。
2016日本放射化学会年会・第60回放射化学討論会