Presentation イミダゾリウム基を含むグラフト型アニオン伝導高分子電解質膜の構造と特性

前川, 康成  ,  ザオ, ユエ  ,  吉村, 公男  ,  廣木, 章博  ,  猪谷, 秀幸(ダイハツ工業 先端技術開発部)  ,  岸山, 佳央(ダイハツ工業 先端技術開発部)  ,  山口, 進(ダイハツ工業 先端技術開発部)  ,  田中, 裕久(関西学院大学理工学部)

2016-09-16
Description
貴金属フリー液体燃料電池の実現には、アニオン交換形電解質膜の低アルカリ耐性が最も大きな問題になっている。本研究では、放射線グラフト重合により、イオン伝導率と含水率のバランスに優れたイミダゾリウム基を導入したアニオン膜について、イミダゾリウム基の2つの分解様式であるβ脱離と加水分解反応の低下が期待できる、2位を保護したイミダゾリウム基と疎水性スチレンとの共グラフト鎖からなる電解質膜を作製した。その結果、燃料電池作動条件である1M 水酸化カリウム中80 ◦C で、要求導電率(15mS/cm)の維持時間が大幅に向上し、500時間以上を示した。今後、今回得られた分子設計指針を基に、更なる最適化を進め最終目的である2000時間の達成を目指す。
第65回高分子討論会

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