Presentation 位置特定が困難な腫瘍の正確な摘出に向けたPETガイド手術システムの実現可能性

吉井, 幸恵  ,  田島, 英朗  ,  岩男, 悠真  ,  田桑, 弘之  ,  吉田, 英治  ,  脇坂, 秀克  ,  須尭, 綾  ,  張, 明栄  ,  山谷, 泰賀

2016-07-21
Description
外科手術は、多種のがんにおいて標準的な治療として使用されている。しかし、正常臓器にかくれた深部に存在する病巣を手術の際に的確に切除することは現状では困難である。これに対し、我々はこれまでに、がんを画像化しながら治療できる世界初の開放型PET(Positron Emission Tomography)装置「OpenPET」を開発している。本研究では、ヒト大腸がん細胞をマウス腹腔内に移植した腹膜播種モデルを作製し、OpenPET小型試作機を用いたPETガイド手術を実施し、位置特定が困難な腫瘍を摘出できるか検証した。その結果、現時点では腫瘍位置を詳細に特定するために30秒程度の時間が必要であるが、本システムを用い、マウス腹腔内深部にある腫瘍の摘出に成功した。また、3 mm大の比較的小さな腫瘍の検出・切除も可能であることを明らかにした。
第35回日本医用画像工学会大会

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