Conference Paper HIMAC 加速器の現状報告

片桐, 健  ,  岩田, 佳之  ,  佐藤, 眞二  ,  白井, 敏之  ,  高田, 栄一  ,  原, 洋介  ,  古川, 卓司  ,  松葉, 俊哉  ,  村松, 正幸  ,  水島, 康太  ,  野田, 耕司

Description
放射線医学総合研究所でのHIMAC 加速器による重粒子線がん治療は,1994 年の開始から今年で19 年目を迎え,2014 年5 月までに9000 人以上もの患者に治療が適用されてきた.[1, 2] これまでの拡大ビーム法による治療に加えて,複雑な腫瘍形状や治療期間中における腫瘍患部の形状 大きさの変化にアダプティブな対応が可能となる,3 次元スキャニング照射法による臨床治療が2011 年5 月に開始された.[3] 2011 年度中には,新治療研究棟(Fig. 1) に新設されたE 室において,この3 次元スキャニング法による治療が十数名の患者に適用された.2012 年には,さらに新設されたF 室のコミッショニングが行われ,9 月より治療供給が開始された.現在,3 次元スキャニング照射法のさらなる高度化のために,超伝導回転ガントリーの開発,[4, 5, 6] 高速エネルギースキャニングのための開発が行われている.[7, 8] 本発表では,これらのR&D を紹介すると共に,HIMAC 加速器施設の運用の現状を報告する.

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