Presentation 共沈を用いた67Cu製造法についての検討

大矢, 智幸  ,  鈴木, 寿  ,  深田, 正美  ,  永津, 弘太郎  ,  峯岸, 克行  ,  破入, 正行  ,  張, 明栄

2015-11-05
Description
67Cuは放出β線の飛程が細胞径程度であり、半減期も長い(61.8h)ことから、標的アイソトープ治療用の核種として期待されている。本研究では、大量に利用(2-3g)する68ZnOターゲットの除去やカラム分離の負荷軽減を目的に、従来のカラム分離に加え、前処理として共沈を組み合わせた精製の可能性を検討した。【方法】プロトン照射(60MeV,5μA,5h: 68Zn(p,2p)67Cu)した68ZnOを10N塩酸で溶解させた後、H2Sを吹き込み沈殿を生じさせた。沈殿物を6N硝酸で再溶解し、適当な濃度になるよう塩酸を添加後、イオン樹脂AG1-X8(BIO-RAD)を用いて精製67Cuを得た。製品について、放射核種純度や混入する他元素の評価を行った。【結果・結論】最終製品の一例として100MBqの67Cuを得ることが出来た。また、副生成核種の67Gaを共沈で大部分取り除くことができたことから、共沈法の有効性が示された。引き続き、67Cuの回収効率向上・混入不純物の低減等について最適化、再現性の確認と共に、装置化に関する検討を行う。
第55回日本核医学会学術総会ポスター発表

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