Presentation 甲状腺分化癌の転移巣のFDG-PETのSUVmaxは、I-131治療後の予後を予測できる

内山, 裕子  ,  岡本, 祥三  ,  ガートナーフローリアン  ,  志賀, 哲  ,  平田, 健司  ,  真鍋, 治  ,  小林, 健太郎  ,  渡邊, 史郎  ,  豊永, 拓哉  ,  吉永, 恵一郎  ,  玉木, 長良

2015-11-07
Description
【目的】我々は甲状腺分化癌の転移巣へのFDG集積の有無が予後に影響することを報告した。今回甲状腺分化癌転移巣にFDGが集積した症例での、集積程度と予後との関連性について検討した。【方法】初回I-131治療前のFDG-PETで転移巣にFDGが集積した309例を対象として予後調査を行った。最大追跡期間は、12年であった。PET検査では転移巣の最大SUVmaxを測定し、年齢や転移部位などの他の予後予測因子とを併せて、Kaplan-Meier法でLogrank検定での生存曲線解析とCox回帰モデルを用いて単変量/多変量解析を行った。【結果】10年生存率53.4%であった。Kaplan-Meier法での生存曲線では、SUVmax(P<0.0001)、性別(P=0.0364)、年齢(P=0.0023)、転移部位(P<0.0001)において生命予後に有意差があった。多変量解析では、SUVmax(P=0.0011)、年齢(P<0.0001)、転移部位(P=0.0002)がそれぞれ独立した予後予測因子であると示唆された。【結論】甲状腺分化癌転移巣にFDGが集積した症例において、SUVmaxは独立した強力な予後予測因子であった。
第55回日本核医学会学術総会

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