会議発表用資料 11C-PBB3を用いたタウ病変のPET定量解析

木村, 泰之  ,  市瀬, 正則  ,  伊藤, 浩  ,  島田, 斉  ,  生駒, 洋子  ,  関, 千江  ,  高野, 晴成  ,  北村, 聡一郎  ,  篠遠, 仁  ,  須原, 哲也  ,  樋口, 真人

2015-11-05
内容記述
アルツハイマー病をはじめとした認知症において、タウの沈着は重要な病理学的特徴である。その診断や新規治療の評価において、タウ病変の定量的画像化が可能になれば有用である。11C-PBB3 PETにおいて、その放射性代謝物の脳移行を考慮し、タウ病変を定量的画像化する方法を確立した。【方法】7人のアルツハイマー病患者と7人の健常者に対し、11C-PBB3 PETを行い、同時に動脈採血と代謝物分析を行った。定量解析は、脳内放射性代謝物を考慮したdual-input modelと参照領域法 (MRTMO)、standardized uptake value ratio (SUVR)で行った。【結果】MRTMOで求めたbinding potential (BPND)はdual-input modelで求めたBPNDと一致した (r2 = 1.00)。SUVR-1はMRTMO BPNDとよく相関した (r2 > 0.97)。【結論】dual-input model BPND、MRTMO BPND、SUVR-1はお互いによく一致しており、放射性代謝物の脳移行にもかかわらず、11C-PBB3のタウへの結合を定量可能である。
第55回日本核医学会学術総会

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