Conference Paper 放射線誘発によるMinマウスの消化管腫瘍に対するラクトフェリンの有用性に関する検討

小久保, 年章  ,  島田, 義也  ,  柿沼, 志津子  ,  森岡, 孝満  ,  石田, 有香  ,  織田, 浩嗣  ,  若林, 裕之  ,  山内, 恒治  ,  阿部, 文明

2015pp.97 - 101 , 2015-07 , 日本医学館
ISBN:978-4-89044-798-5
Description
放射線が誘発するがんに対してラクトフェリン(LF)が防護効果を示すか否かをみるために、放射線照射によって消化管腫瘍数の発生増加を抑制することを指標に実験を行った。Apc 遺伝子ヘテロマウスである雄のMinマウスと雌のC3Hマウスとの交配により得られたF1マウスを用いてLF0%ないしLF2%含有飼料で飼育するグループ、またこれらの条件に生後2週齢でX線2Gyの全身照射のグループを加えて行った。その結果、生後30週齢における消化管の腫瘍性病変数は、X線照射により明らかに増加していた。消化管腫瘍数に関して、LF非処置・X線照射グループに対してLF処置・X線照射グループでは腫瘍発生数の抑制傾向が認められた。LFは本実験条件下において、放射線による消化管腫瘍数の発生抑制効果としてマイルドであると考えられた。

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