Conference Paper クローニング不要のCRISPR/Csa9システムを用いたノックアウトマウス作製

伊林, 恵美  ,  和田, 彩子  ,  道川, 祐市  ,  鬼頭, 靖司  ,  小久保, 年章  ,  塚本, 智史

9 ( NIRS-M-278 )  , pp.58 - 61 , 2015-06
ISBN:978-4-938987-97-8
Description
CRISPR/Cas9の登場によって以前よりも格段にノックアウトマウスの作製が短時間・低コストで可能となった。CRISPR/Cas9は、single guide RNA(sgRNA)と呼ばれる小分子RNAが標的DNAを認識して、これにリクルートされたCas9ヌクレアーゼがゲノムDNAを切断する。したがって、CRISPR/Cas9を用いてゲノム編集を行うためには、標的遺伝子ごとに設計したsgRNAとCas9の2つの因子が必要になる。通常は、専用に開発されたベクターなどにsgRNAの認識配列となるオリゴDNAをクローニングすることで、これら2つの因子を発現するベクターを構築する。この手間を省くために、私たちは人口の二本鎖DNAであるgBlocksを用いることでsgRNAを精製し、Cas9ヌクレアーゼと一緒に受精卵へ顕微注入することでノックアウトマウスを作出している。本技術報告書では、塚本らの項(OP-05)で概説した流れにしたがって、実際にマウスの内在性遺伝子を標的にしたsgRNAのデザインから変異マウス作出までを解説する。

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