Departmental Bulletin Paper 発光減哀曲線のコンピュータシミュレーションの高速化
Rapid Computer Simulation of Luminescence Decay Curves

田縁, 正治  ,  Shoji, TAEN

Description
発光減哀曲線のコンピュータシミュレーションを高速に行う方法を開発した。励起状態にある分子の分布は、一次元モデルを採用しコンピュータで一様分布する疑似乱数を生成して作成した。励起状態にある分子が他の励起状態にある分子から発光された光子を吸収して、発光減哀曲線に影響を与えるという再吸収過程をシミュレーションした。その際に、自然発光過程のみの場合は実験でも指数関数的な減哀曲線を得ることが容易なことから、この過程のシミュレーションは乱数を使わず、再吸収の効果の部分のみに乱数を使ったシミュレーションを行うことにした。この考えを基にまず、再吸収がない場合の発光減哀曲線のシミュレーションを行った。その結果、必要な乱数の数が減少したため、シミュレーションに使う励起分子の数を増加することが可能となり、乱数の使用が少ない分発光減哀曲線の精度の向上が認められた。次に再吸収がある場合のシミュレーションを行った。シミュレーションのコードは再吸収がない場合の指数関数的な結果を得るコードに再吸収の効果を表すコードを追加する形で作成した。その結果、発光減哀曲線は精度の向上が認められ、本研究で提案したシミュレーションの方法が有効であることが明らかとなった。
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