Others 絵画の指導についての模索 ―自作を教材として用いる試み 4―

黒木, 重雄  ,  クロキ, シゲオ  ,  KUROKI, SHIGEO

13 ( 2 )  , pp.175 - 188 , 2018-02 , 西南学院大学
Description
2013年に宮崎県文化賞というのをもらった。その記念に作品集を作った。内容は、大学を卒業してから2013年までの作品を、駆け足で紹介するというもの。タイトルは『つづけずにつづける』。これは、私が大切にしている制作姿勢。同じような絵は続けて描かないようにしながら、絵を描き続けるという意味。この作品集を友人や知人に配ったところ、質問を受けた。それは、続けずに続けるみたいなことが本当にできるのか?というもの。と、そんなことをホントにやろうとすれば滅茶苦茶つらいのではないか?というもの。確かに、本当に続けずに続けられているかというと、少々怪しい。自分では前とは違う絵を描いたつもりでも、他人の目にはそうは映らないかもしれないし、同じ題材を2、3回使うこともなくはない。とはいえ、同じような絵を描き続けている絵描きに比べれば、続けていないと思っている。では、このような制作は滅茶苦茶つらいのかと言えば、続けて描くよりは、はるかにつらい。私は両方やったから解る。同じような絵を続けて描かない場合は、新しい題材探しが必要になるし、制作途中での未知なるトラブルも避けては通れない。いずれも楽ではない。さて、本稿では、そんな楽ではない制作の経緯を紹介しようと思う。今回は、2012年と2013年の2年間で制作した11作品の中から、6点を取り上げた。
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