紀要論文 アタッチメントと発達の問題を「関係」と「情動(甘え)」から読み解く—とくに乳幼児期早期の症状に焦点を当てて—

小林, 隆児  ,  コバヤシ, リュウジ  ,  KOBAYASHI, RYUJI

13 ( 2 )  , pp.245 - 264 , 2018-02 , 西南学院大学
ISSN:18803830
内容記述
本日会場には、日頃、乳児院で子どものケアに従事されている方が多く参加されていると事前に伺っていました。そこでせっかくの機会ですから、与えられたテーマに「とくに乳幼児期早期の症状に焦点を当てて」というサブテーマをつけることにしました。このようなサブテーマをつけたのには、もちろん参加者の方々へのサービスの意味もありますが、それだけではありません。長い間、私は子どもからおとなまであらゆる精神病理を示す患者の理解と治療にあたって、「関係」という視点の重要性を主張してきましたが、その際、私の主張の根拠として日増しにその重さを実感しているのが、乳幼児期早期における子どもと養育者の「関係」の問題、つまりは関係病理を理解することにあると考えているからです。その中でもとりわけ乳児期の子どもと母親の関係から実に多くのことを私は学んでいます。そこで私が最近経験したある乳児の母子治療例をまず取り上げてみることにします。
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http://repository.seinan-gu.ac.jp/bitstream/123456789/1453/1/hs-n13v2-p245-264-kob.pdf

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